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2019.04.16[お知らせ]

“Ebony Project”がBBCニュースストーリーに掲載

テイラー社が取り組んでいる自然保護活動のひとつ、”Ebony Project” がBBCのニュースストーリーに取り上げられました。(下の画像クリックで本サイトにジャンプします)

 

”Ebony Project”とは

エボニー(黒檀)はアフリカ中部、マダガスカル、インドなどの熱帯雨林に自生する黒色の硬い木材です。古くから家具やピアノの鍵盤などに珍重され、ギターやバイオリンの指板材としても大変ポピュラーな木材です。しかし長年破壊的な伐採が続いたことで、エボニーの森は次々に壊滅し、今ではアフリカのカメルーンのみが合法的にエボニーを輸出できる唯一の国となってしまいました。

エボニーの危機と感じたテイラー社は2011年スペインの企業との合弁でカメルーンの木材加工工場を買収します。買収して初めて解ったことはエボニーの90%は真っ黒ではないということでした。10本切り倒したエボニーのうち9本はクリーム色や灰色の斑が混じっているという理由で廃棄されていたのです。見た目が違うだけで真っ黒なエボニーと斑のエボニーに材質の違いはありません。このまま真っ黒なエボニーだけを選んでいたら数年のうちに伐採禁止となりエボニーの国際取引ができなくなるだろうと感じたボブ・テイラーは真っ黒のものだけではなく、全ての伐採したエボニーを地元伐採業者から同一の価格で買い取ることにしました。斑のエボニーは木材本来の木目がむしろかっこいいものとしてアピールすることもできるだろうと考えたのです。そしてこの斑のエボニーに”スモーキーエボニー”と名前を付けフラッグシップの800シリーズに積極的に使用しています。

  

エボニープロジェクトとはコンゴ盆地研究所(CBI)と共同でエボニーの生態をより理解し、地域主導の植樹活動を通してエボニーを増やす熱帯雨林復元計画です。このプロジェクトでは3年間で15,000本の苗木を植樹するのに加え、参加コミュニティーに対して果物の木や薬効のある木などを提供します。

またカメルーンで地域社会、森林、そして究極的には未来への投資となる新しいモデルとなる社会的林業を行います。ただテイラー社が資源を調達するのではなく、技術指導や新しい機械の導入などで地元の産業として根付かせること、またエボニーが持続可能な資源となるようにすることを目的としています。