テイラーのアコースティックモデル番号
XXXce
オンボード・ピックアップ搭載のカッタウェイ・ボディ(例:314ce)
XXXe
オンボード・ピックアップ搭載のノンカッタウェイ・ボディ(例:317e)
XXX
オンボード・ピックアップ未搭載のノンカッタウェイ・ボディ(例:Builder’s Edition 717)
ほとんどのモデルはPresentation (PS)やKoa (K)、American Dream (AD)、Grand Theater (GT)シリーズと合わせて100~900シリーズというシリーズに分類されています。
実際のテイラーギターの番号システムについてご紹介しましょう。
314ce
3桁のうち一番左の数字(または文字)はモデルのシリーズを指しており、そのシリーズ毎のボディバック・サイドに組み合わされる木材やギターの装飾デザインと共にそのシリーズの数字を表しています。314ceの場合の「3」はボディサイドバック材にサペリ(3)を使用しているシリーズと読めます。
(300シリーズはそれぞれ2種類の材から選べるようになっています)
100 | レイヤード ウォルナット (例:114e) |
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200 | レイヤード ハワイアンコアやローズウッド (例:214ce 214ce Koa) |
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300 | サペリ or ブラックウッド (例:314ce 324ce) |
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400 | インディアンローズウッド (例:414ce-R) |
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500 | マホガニー (例:514ce) |
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600 | メイプル (例:614ce) |
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700 | インディアンローズウッド (例:714ce) |
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800 | インディアンローズウッド (例:814ce) |
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900 | インディアンローズウッド (例:914ce) |
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314ce
真ん中の2桁目の数字には、2つの意味があります。1つ目はギターが6弦または12弦であるか、2つ目はボディトップ材がスプルースもしくはシダーのようなソフトウッドのトーンウッド、またはマホガニーかコアのようなハードウッドなのかを表しています。
2桁目の数字が「1」の場合は6弦でソフトウッドトップ、「2」の場合は6弦でハードウッドトップであることを表しています。
例:314ce=6弦のスプルーストップ / 324ce=6弦のマホガニートップ
2桁目の数字が「5」の場合は12弦でソフトウッドトップ、「6」の場合は12弦でハードウッドトップであることを表しています。
例:352ce=12弦のスプルーストップ / 362ce=12弦のマホガニートップ
314ce
3桁の数字のうち1番右の数字はボディシェイプを表しています。
0 | DN(ドレッドノート) (例:110ce) |
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2 | GC(グランド・コンサート) (例:512ce) |
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4 | GA(グランド・オーデトリアム) (例:514ce) |
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6 | GS(グランド・シンフォニー) (例:326ce) |
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7 | GP(グランド・パシフィック) (例:317e) |
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8 | GO(グランド・オーケストラ) (例:618ce) |
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※テイラーのナイロン弦モデルはモデル名の最後に「N」という文字が付いています。
例:312ce-N