Construction

精巧に作り上げられたギター構造

誰もが弾きやすいと感じるネックと演奏性を実現できた理由は、独自のテイラーネックと呼ばれる構造の採用によるものです。

この構造はアコースティックギターとしては革命的ともいえる、ボディとネックをボルトオン形式によるデタッチャブル・ジョイント・デザインとする構造となっています。

ジョイント部にはシムと呼ばれるサペリ材のスペーサーシムが入っており、コピー用紙一枚の精密なレベルで厚さをコントロールされた最大24種類のシムを、ギター個体の状態により適したシムと交換することで、ネックセットアングルをミクロ単位で正確に調整することができます。

この構造によりテイラーギターは、一般的なセットネックのアコースティックギターがボディやネックの状態の変化によってブリッジサドルを削ることで対応しているのに対して、セットアングルを短時間で調整することを容易にし、スムースな弾き心地の弦高に調整することが可能となっています。

2001年以降すべてのテイラーギターにはこの構造が採用されており、テイラー社ではこのネックジョイント部をはじめとした人間による手作業では不可能な、ミクロ単位の精密な加工が求められる工程にコンピューター制御の近代的な加工機械を積極的に取り入れ、その均一性と政策製を保っています。

もちろん最終的な工程では、熟練したクラフツマンによる手作業による作業工程は同様に欠かせませんが、極端な精密さ求められる工程で機械を導入する事で、木材を使用したアナログ楽器には避けられない個体差を極力少なく出来るように配慮しています。

またテイラー社では、そのための巨大な加工機械や工具までもそのための専門開発チームが組まれており、自社でそのすべてを設計・開発・制作するようにして、トラブルや品質改善のための改良をすぐに自社内でフィードバック出来る環境を常に整えています。