Bob Taylor

ボブ・テイラー

Bob Taylor (ボブ・テイラー)テイラー社(Taylor Guitars)共同創設者、Taylor Guitars 社長。

テイラー社の共同創設者ボブ・テイラー氏は、先駆的アコースティックギター製作者であり、生産に関しても世界レベルのエキスパートです。

1972年、若干17才だった彼は地元サンディエゴのある楽器店のショーウインドウに展示されていた12弦アコースティックギターに魅惑され、ギターへの彼の熱い思いはそのとき始まりました。

彼にはそのギターを買う余裕がなかったため、ボブは11学年(高2相当)の木工クラスで彼自身のギターを作りました。そして、そのことがギターを製作して生計を立てたいという情熱に火を付けたのです。

1973年に卒業した後、 “アメリカン・ドリーム”という、まさに将来を予言するような名前の地元の店でギター製造の仕事を見つけました。

2年後、ボブと同僚のカート・リスタグは、家族や友人からお金を借りて、その店を買い取りビジネスを始めました。新しいパートナー2人は1974年10月15日に所有権を引き受けて、現在おなじみのテイラーという名の付くギターを作り始めました。

その後40年以上の間、ボブとカートは歴史を築くこととなります。そして小さい店から製造メーカーになるまで、オーナーであること、あるいはクリエイティブに組織をコントロールして行くことを諦めることなく、アコースティックギター会社を育て上げた、20世紀唯一のアメリカン・ルシアー(ギター製作者)となりました。
この会社が業界リーダーへと変革したことは、素晴らしいアメリカンサクセスストーリーです。ギターを巧みに作るその洗練された手法は、多くの現代的革新を生み、品質と一貫性に関する新しい基準を確立しました。結果として、優れたプレイアビリティとクリアーでバランスのよいトーンで知られるアコースティックギターとエレキギターの幅広い商品ラインを、初心者からプロに至るまでさまざまなプレイヤーの方々に提供できるまでになりました。

現在、カリフォルニア州エルカホンとメキシコ・テカテにある、テイラーの最新技術の工場では日産数百本ものギターを生産し、900人以上を雇用しています。

同社は、北米では数百店舗から成る活発なディーラー・ネットワークを維持する一方、 海外では60か国において販売展開し、オランダには欧州での流通を担う物流倉庫とオフィスがあります。

テイラーのギター作りへの将来を見通したアプローチは、同社が使用する天然資源の管理に責任を負うまでになりました。2011年、テイラーは、アフリカ・カメルーンにあるエボニー製材工場の共同所有者になりました。

テイラーが運営管理を行うことによって、エボニーがそこで合法的、持続的、また倫理的に正しく収穫されることが守られることとなりました。テイラーはまた、健全で持続可能な社会基盤を作るために、従業員と地元のコミュニティにも投資と改善をもたらしました。

テイラー本社ではテイラー・マスター・ギター・デザイナーのアンディ・パワーズが最新のギター開発プロジェクトを先導してくれているため、ボブ・テイラーは、音楽を愛する未来の世代のためにトーンウッドの供給を保護するべく、新しい森林再生モデルを含む、持続可能性に関する更なる取り組みに集中することができるようになりました。