Andy Powers

アンディ・パワーズ

Andy Powers (アンディ・パワーズ)テイラー社(Taylor Guitars)マスタービルダー

テイラー社のアンディ・パワーズは、マスター・デザイナーとしてテイラーギターのニューモデル製作チーフデザイナーを務める一方、日々進められている現行商品ラインの改良を先導しています。

パワーズのクラフツマンとしての専門知識の深さは、繊細な木工技術と共に研ぎ澄まされた美学感覚と調和し、これまでの世代の楽器製作者が残した豊富な遺産を踏まえ新たな分野へ彼の芸術形式を進化させています。

これまで数十年にわたって培ってきた楽器製作の経験が、彼のギター製作哲学と相まって、テイラー社を居場所としたのは自然なことでありました。

パワーズはボブ・テイラーの誘いで2011年にテイラー社へ入社しました。

ボブは、テイラー社の本拠地である同じサンディエゴ近郊で彼を知り、その製作ぶりを称賛しました。ボブ・テイラーは、彼の純粋なギター製作の才能とプレーヤーとしての能力に強く感動し、 “これまで会ったことのない最高のギター製作者”とパワーズを呼びました。

カリフォルニア州オーシャンサイド出身のパワーズは、若いころからすでに木工に携わっていました。アーティストの妻を持つ大工の息子であるパワーズは、すでに少年期にワークベンチ(作業台)を持ち、その後ピアノとギターを演奏するようになりました。

楽器、工具、木材がいつでも手の届くところにある環境は、彼の好奇心をかき立てました。そんな好奇心から始めてギター製作を試みたのは彼がまだ10歳にも満たない頃でした。

パワーズのデザイン力が急速に向上するにつれ、彼の趣味は情熱に変わっていきました。

そして、まだ10代にもかかわらず、製作した楽器を顧客へ売り始めました。親の勧めで芸術を追求するようになり、ついには自分の楽器をキャンバスにしながら伝統的なインレイ芸術の世界を探求し始めたのでした。

テイラーギター社へ入る前には、パワーズはオーシャンサイドでアンディ・パワーズ・インスツルメンツを経営していました。彼のさまざまな製作楽器のレパートリーには、フラットトップ、アーチトップ、エレキギター、ウクレレまでも含んでいました。

彼の卓越した製作者としての技量は、地元から海外ミュージシャンに至るまで幅広いアーティストの顧客リストを作り上げることに役立ちました。その技量は職人仲間からも高く敬意を表されています。

パワーズは、カリフォルニア大学サンディエゴ校をギター演奏に重点を置く音楽学位で卒業しています。